「毛豆腐」は危険?!食べ方や味・においについても紹介します【中国の発酵食品】

【中国の発酵食品】「毛豆腐」は危険?!食べ方や味・においについても紹介します

「毛豆腐」

これ、なんと読むかわかりますか?マオドウフと読む、中国の発酵食品です。文字通り、見た目はまるで毛の生えた豆腐です豆腐の表面を覆う、ふわふわした白い毛のようなものは、なんと、毛カビさすが、中国4000年の歴史。食べ物も奥が深いですね。

今回はこの興味深い食べ物、毛豆腐について詳しく調べましたので、ご紹介していきます。

この記事でわかること

  • 毛豆腐ってどんな食べ物?
  • 毛豆腐の作り方
  • 毛豆腐を使った料理
  • 日本で毛豆腐を食べられる可能性がある料理店
ぽこきち

毛豆腐の英語訳は、
Hairy毛深い Tofu豆腐」だよ!

目次

毛豆腐マオドウフは伝統食品

中国安徽省
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毛豆腐は、中国安徽あんき省南部に位置する黄山こうざん市周辺の伝統食品です。

屯溪老街
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黄山市の中でも、国内外から多くの観光客が集まる屯溪老街とんけいろうがいを訪れれば、すぐに毛豆腐を使った料理を食べることができます。

屯溪老街とんけいろうがい 黄山市屯渓区の旧市街にある商店街で、宋や明時代から残る建物がずらりと並んでいます。
一階をレストランや土産物屋に改装した、往時の雰囲気を楽しめるショッピングストリートです。

屯溪老街でも、かつては毛豆腐を売りにする店はありませんでした。各家庭で作るか、料理屋でも市場で仕入れた物を提供していたそうです。2012年に、ドキュメンタリー番組「舌尖上的中国(日本語訳:舌の上の中国)」で毛豆腐が紹介されて、中国国内でも注目されるようになり、観光客向けに毛豆腐を出す店が現れました。

【発祥伝説】明の初代皇帝・朱元璋が毛豆腐を広めた

朱元璋
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中国では、明(1368年~1644年)の初代皇帝である朱元璋しゅげんしょうが、毛豆腐を広めたという伝説があります。

毛豆腐と朱元璋の伝説①

戦いに敗れた朱元璋が、徽州きしゅう休寧県きゅうねいけん(現在の安徽省黄山市)に逃げてきた時のこと。部下たちは食べ物を探しに出かけました。干し草の下から、農民たちが隠しておいた豆腐を発見。豆腐はカビまみれになっていましたが、他に食べるものもなく、部下は炭火でよく炙ってから、朱元璋に食べさせることにしました。意外なことに、その豆腐はとてもおいしく、朱元璋は喜んで食べたそうです。その後勝利を収めた朱元璋が、部下たちを労うため、料理人にこの毛豆腐を作らせ、振る舞いました。以来、毛豆腐は徽州の伝統料理となりました。

毛豆腐と朱元璋の伝説②

朱元璋が、兵士を派遣した時のこと。兵士の食事となるはずだった豆腐の配達が遅れ、豆腐にカビが生えてしまいます。貴重な食料であり、朱元璋は料理人に、どうにか工夫して食べるよう命じました。その後、幾度かの改善を経て、毛豆腐の料理が確立されていきました。

毛豆腐と朱元璋の伝説③

徽州の貧農の家に生まれた朱元璋は、幼いうちに、飢饉ききんで家族を失います。金持ちの家の使用人として、昼間は牛の放牧、夜は豆腐作りをして働いていました。後に朱元璋は解雇されて、乞食をするようになります。不憫に思った使用人仲間たちが、ご飯やおかず、豆腐などを密かに持ち出しては草むらに隠しておき、朱元璋はそれを食べて飢えをしのいでいました。ある時、草むらに隠していた豆腐にカビが生えてしまいます。空腹に耐え切れなかった朱元璋は、これを焼いて食べてみると、芳醇な香りがして、とても美味しかったそうです。時は流れ・・・元朝に反旗を翻した決起軍の、リーダーとなった朱元璋。10万の大軍を率いて徽州に差し掛かった時、昔のことを思い出し、従軍料理人にあの豆腐を作らせます。以来、毛豆腐が徽州に広がりました。

ストーリーはいくつかありますが、カビの生えた豆腐を、朱元璋がやむを得ず食べたことが毛豆腐誕生のきっかけになったようです。

毛豆腐が誕生した、約600年前。
そのころ日本は、室町幕府(足利将軍家)によって統治されていました。

毛豆腐は危険?

毛豆腐
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毛豆腐は、危険な食べ物ではありません。

ぽこきち

でも、カビを食べたら食中毒が心配・・・!

毛豆腐
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カビの作用によって作られる美味しい食べ物は、いくつもあります。カツオ節の香りを良くするのに、重要な役割を果たすのもカビの力ですし、砂糖を加えないのに甘酒が甘くなるのも、カビの働きによるものです。ブルーチーズの青カビも、私たちに比較的身近なカビでしょうか。

パンやビールを作るときに使う「酵母」は、ご存知の方が多いかもしれません。カビも酵母同様、食べ物の美味しさを、引き出してくれます。味噌や醤油、日本酒のようにカビ・酵母・細菌と、複数の微生物による共同作業で出来上がるものもあります。

毛豆腐の美味しい食べ方

毛豆腐を使った料理といえば、虎皮毛豆腐フーピーマオドウフが有名です。その他にも野菜炒めの調味料として使用されたり、肉まんの餡に使用されたりもします。

虎皮毛豆腐 五百年余りの歴史がある代表的な安徽料理。少量の油で揚げ焼きした毛豆腐に唐辛子ソースをかけて食べます。食感は、ソフトなフレッシュチーズに似ためらかな舌触り。調理後、豆腐の毛は全く目立たなくなります。焼いた毛豆腐の表面が、虎の皮の模様に似ていることから、この名が付けられました。

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