ヤモリの出る家はなぜ?ヤモリを追い出す方法を紹介!

夏になると家の壁や窓に見かけるヤモリ。可愛いと思う方もいれば気持ち悪いと感じる方もいるでしょう。ヤモリの生態をみなさんご存じですか?私たち人間にとって有害な生き物なのでしょうか。

また、家の中で見つけた時はどう対処すればいいのか気になりますね。本記事では以下の事について紹介します。

ヤモリを家の中で見つけた時の対処法

ヤモリを家に入れない方法

ヤモリが実は縁起が良いのは本当?

目次

ヤモリとは

ヤモリとは

ヤモリは正式名称が二ホンヤモリで、爬虫類有隣目ゆうりんもくヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲの一種です。

秋田以南の本州、四国、九州に分布しています。原生林ではなく人の生活圏内で活動し、夜行性のため昼間は物陰に潜んでいます。手足が特殊な形状でできているため、壁や窓を自由に這うことができます。

ヤモリとイモリの違い

イモリは淡水の水の中、井戸のような場所に生息します。ヤモリがトカゲやヘビと同じ爬虫類なのに対し、イモリはカエルと同じ両生類に分類されます。

見た目の大きな違いはイモリはお腹が赤いのが特徴で、ヤモリにはそのような特徴がないため簡単に識別することができます。また、ヤモリは人間にとって無害ですが、イモリはフグと同じテトロドトキシンという成分の毒を持っているため注意が必要です。

ヤモリとトカゲの違い

トカゲの一種であるヤモリですが、見た目の違いはヤモリにはまぶたは無く、トカゲにはまぶたがあります。

小さな違いなのでかなり凝視しなけば識別できません。しかしトカゲは壁や窓を這うことができないため、家の壁や窓を這っているのはほとんどがトカゲではなくヤモリです。

ヤモリが家の中に入る原因は?ゴキブリ?

ヤモリが家の中に入る原因は?ゴキブリ?

家の中でヤモリを見かけたら驚きますね。ヤモリが私たちの家に入ってくる理由は、餌となる虫を探しに来ていることがほとんどです。

実はゴキブリも捕食の対象ではあるため、ゴキブリ駆除を手伝ってくれる存在ではあるものの、小さなゴキブリしか捕食できないためゴキブリ駆除の役割はほとんど期待できないでしょう。

ヤモリが目の前に現れても、ヤモリは毒を出すことも嚙みつくこともありません。人間にとっては害のない生き物であるため怖がる必要はないと言えます。しかし生き物である以上、場所に関係なく糞をします。この糞が乾燥して粉状になると室内であれば浮遊してしまい、人が吸ってしまうと肺に悪影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。

ヤモリを家から追い出す方法とは

ヤモリを家から追い出す方法とは

もし家の中でヤモリと遭遇してしまったらまず何をすればいいのでしょうか。

相手がゴキブリであれば殺虫剤を片手に闘うことができますが、相手がヤモリの場合は何を手に闘えばいいのでしょうか。有効な方法を紹介します。

音で驚かせる

ヤモリは臆病な生き物なので、壁を叩いたりヤモリの周辺を新聞紙などで叩いて驚かせて、外に誘導してみましょう。

とても動きが速いため見失わないように気を付けます。

もし見失ってしまった場合、臆病なため物陰で息を潜めてしばらくは出てきません。夜行性の為、夜の時間帯にひょっこり現れるかもしれません。

捕獲する

誘導よりも確実なのが捕獲で、ベストアイテムは虫取り網です。ヤモリはどんな壁も窓も簡単にくっついて登ることができるため、柄の長い虫取り網があれば捕獲することができます。

虫取り網が無い場合は、コップや容器で代用します。難易度は上がってしまいますが、そんな事は言ってられません。そっと近づいて素早く容器を上から被せたら、下の隙間から下敷きや厚紙を挟み込みます。

捕獲方法
捕獲成功

あとは外に逃がしてあげましょう。ヤモリも怯えているので、慎重に行動しましょう。

粘着シート

ゴキブリやネズミ用の粘着シートにヤモリが引っかかることもあります。餌は生きた小さな虫のため、ネズミのように餌で罠を仕掛けることはできません。

また、捕まえられてもその後の処理が必要になります。もし捕まえたらそのまま袋にいれて縛って燃えるゴミに入れますが、できることなら生きたまま外に逃がしてあげたいものです。

殺虫剤スプレー

一般的な殺虫剤スプレーに含まれているピレスロイドという成分は、爬虫類、つまりヤモリにも効果があります。しかし粘着シート同様その後の処理が必要になります。ゴキブリと同じように、生きたまま帰すわけにはいかない、という考えであれば殺虫剤スプレーをお試しください。

ヤモリが出ない家にする方法

ヤモリが出ない家にする方法

闘う準備はできたものの、やはり実際に家の中で遭遇してしまうとパニックになるかもしれません。そもそもヤモリが出ない家にするにはどうすれば良いのでしょうか。事前にできる予防策を紹介します。

侵入経路をふさぐ

まずは侵入できる経路がないかよく調べましょう。家の隙間は探せば意外とあります。網戸が破れていたり、窓の隙間など1㎝ほどあれば侵入できるので発見したらテープなどで塞いでおきましょう。

虫を寄せ付けない

餌となる虫が寄ってこない環境を作りましょう。キッチンのごみを放置したり、家の周辺も不用品などを置いていると虫の住処になってしまいます。

ヤモリがいるということは、必ず餌になるものが存在するということです。

蚊取り線香

蚊取り線香にはヤモリの神経にダメージを与える除虫菊じょちゅうぎくの成分が含まれています。

夏の風物詩でもある蚊取り線香ですが、蚊だけでなくヤモリにも効果があるためおすすめのアイテムです。

ヘビ用忌避剤きひざい

ヤモリは爬虫類であるため、ヘビ用の忌避剤も効果的です。

一般的な忌避剤だと匂いで駆除するものが多く、ヤモリの

侵入経路や隠れそうな場所に撒いておきます。効果は商品にもよりますが、1~2ヶ月は続きます。

木酢液もくさくえき

家庭菜園において土壌改良や害虫対策に使用される木酢液は、ヤモリにも効果があります。

木酢液とは?

炭を作る際に出る煙を冷やして液体化したもの。

多くの生き物が、木酢液の物を燃やしたようなにおいが苦手なようです。

ヤモリは縁起が良い生き物

ヤモリは縁起が良い生き物

ここまでヤモリを追い出すための方法を紹介しましたが、実はヤモリが縁起の良い生き物である事をご存知でしょうか。ヤモリは漢字だと『家守』や『守宮』と書きます。

その名の通り家を守ると言われています。また、ヤモリが家に出ると訪れる幸運は以下のように言われています。

  • 家内安全
  • 人間関係良好
  • 金運上昇
  • 恋愛運上昇
  • 良縁が生まれる
  • 子宝に恵まれる

縁起の良いヤモリのより詳しい情報はこちら↓

ヤモリが『縁起が良い』『家の守り神』と呼ばれる由縁は、人間にとっての害虫を捕食し、人間に対しては危害を加えることもないためです。ヤモリのように人畜や農林業において有益とされる生き物を『益獣えきじゅう』と呼びます。

まとめ

まとめ

みなさんいかがでしたか?家の中では遭遇したくないヤモリですが、『家の守り神』だと知るとあまり雑に扱えないですね。もし遭遇してしまったら、穏便に外に逃げてもらいましょう。最後に本記事のおさらいです。

  • ヤモリは臆病で人間に危害は加えない
  • ヤモリの侵入経路を塞ぎ、餌となる虫がでないような環境を作る
  • ヤモリは縁起の良い生き物として知られている
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