iPadに学割がある事をご存じでしょうか?
Apple社が推奨する「Apple Store for Education」
学生の勉強や保護者の皆様の活動を支援する事を目的として造られました制度です。
せっかくであれば、この制度を活用しお得に手に入れたいですよね?
今回は、制度の利用方法・対象者などお得にiPadを購入する方法をご紹介します。

iPadがお得に買えるってどうすればいいんだろう?
「2023年」Apple(iPad)は学割の対象


製品をめったに割引して販売しない事でも有名なApple社ですが例外的に力を入れて学割をしている対象が有ります。
そんなApple社が通年で実施しているiPadの「Apple Store for Education」。割引の条件やその割引率、絶対に知りたいですよね。
Apple(ipad含む)学割対象の条件


iPadの学割対象の条件は以下になります。
- 高校生 高等専門学校や専門学校進学が決まった高校生
- 大学生 進学が決まった高校生もこの中に入ります(残念ながら高校生未満は対象外です)
- 上記の高校生・大学生の両親
- 小・中のPTA役員 来次年度役員になる予定の人
- 大学受験予備校生
- 保育園や養護学校教員
- インターナショナルスクール教員
- 教育機関の教職員
- 公共職業能力開発施設職員
(参照 Apple)
”大学生、高等専門学校および専門学校生、これらの学校に進学が決まった高校生のみなさん、そのご両親、教育機関の教職員の方々などが対象です。”
参照 Apple
Appleのホームページに有るように大学生で無くとも利用できるようです。
学生だけに限らず、教育機関に勤めていたり、小中高のPTA役員活動をしている父兄や次年度の役員予定者に決まれば利用できる割引制度です。ただ、高校生以下は対象外なので注意が必要です。
学割を受けることが出来る条件は分かりましたが、その割引率はどれくらいなのでしょうか?
割引額はどれぐらい?値段はいくらになる?


iPadの割引額はいったいどの位で値段はどのくらいになるのでしょうか?
通常価格と学割の違い
iPadモデル | ストレージ容量 | 通常価格 | 学割価格 | 割引額 |
iPad(第9世代) | 64GB | 49,800円 | 45,600円 | 4,500円 |
256GB | 71,800円 | 67,300円 | 4,500円 | |
iPad(第10世代) | 64GB | 68,800円 | 63,800円 | 5,000円 |
256GB | 92,800円 | 87,800円 | 5,000円 | |
iPad mini(第6世代) | 64GB | 78,800円 | 70,800円 | 8,000円 |
256GB | 124,800円 | 116,800円 | 8,000円 | |
iPad Air | 64GB | 92,800円 | 84,800円 | 8,000円 |
256GB | 116,800円 | 108,800円 | 8,000円 | |
iPad Pro(11インチ) | 128GB | 124,800円 | 116,800円 | 8,000円 |
256GB | 140,800円 | 132,800円 | 8,000円 | |
512GB | 172,800円 | 156,800円 | 16,000円 | |
1TB | 236,800円 | 220,800円 | 16,000円 | |
2TB | 300,800円 | 284,800円 | 16,000円 | |
iPad Pro(12.9インチ) | 128GB | 172,800円 | 156,800円 | 16,000円 |
256GB | 188,800円 | 172,800円 | 16,000円 | |
512GB | 220,800円 | 204,800円 | 16,000円 | |
1TB | 284,800円 | 268,800円 | 16,000円 | |
2TB | 348,800円 | 332,800円 | 16,000円 |
参照 Apple store 2022年1月現在
当然、現行モデルが安くなる割引ではこの学割が一番割引額が大きいです。
通常価格と学割の違い
アクセサリー | 対応モデル | 通常価格 | 割引価格 | 割引額 |
Smart Keyboard | iPad | 24,800円 | 23,180円 | 1,620円 |
Magic Keyboard Folio | iPad(第10世代) | 38,800円 | 35,680円 | 3,120円 |
Smart Kehyboard Folio | iPad AiriPad Pro 11 | 27,800円 | 24,680円 | 3,120円 |
iPad Pro 12.9 | 32,800円 | 29,480円 | 3,320円 | |
Magic Keyboard | iPad Air iPad Pro 11 | 44,800円 | 41,780円 | 3,020円 |
iPad Pro 12.9 | 53,800円 | 50,680円 | 3,120円 | |
Apple Pencil(第1世代) | iPad | 14,800円 | 13,480円 | 1,320円 |
Apple Pencil(第2世代) | iPad Air iPad mini iPad Pro | 19,800円 | 18,380円 | 1,420円 |
参照 Apple store 2022年1月現在
- iPadは学割で購入できる台数 1年間/2台まで
- アクセサリー 1年間/2個まで
iPadは1年間に購入することが出来る台数やアクセサリーの数に制限が有ります。でももし後で買おうと思うアクセサリー等があるなら、一緒に購入を検討してはいかがでしょうか。キーボードやApplePencilはノートを取る為にはあったほうが便利です。
しかし、残念ながらアダプターとケースは割引の対象外です。
分割払いは出来るの?どうやって支払うの?


分割払いは可能です。学割とはいってもiPad本体とアクセサリーを購入するとかなり高額になります。分割払いが出来るととてもありがたいです。
- 支払回数 iPad各種 3回
- アクセサリー各種 3回
分割方法もApple社指定の方法、ペイディあと払いプランApple専用が有ります。この支払法方を利用すると金利が0円です。クレジットカードやローン会社を使い分割払いにすると、金利・手数料がかかりますがペイディあと払いプランApple専用を利用するとそれらが不要です。
ただ、支払回数は製品によって固定の回数しかなく、iPadは上記の通り3回、アクセサリーも同様に3回。自由に回数を選ぶことは出来ません。金利・手数料無料になる為には支払い方法も指定されています。
- 口座振替
- 銀行振込(振込手数料は振込者の負担)
- コンビニ支払い(要別途支払手数料 例)356円×3回 3回合計1,038円
銀行振り込みも毎回振込手数料がかかります。1回の手数料は利用する銀行によって支払う金額が違います。
コンビニ払いも対応していますが、その場合は手数料がかかります。支払い手数料も回数を重ねると高額になっていくので、お金がかからない口座振替がベストでしょう。
iPad 学割で購入時に気を付ける事


通常価格で購入するよりお得に買うことが出来る学割ですが、守らなければいけない事が有ります。現行品は中々安く買う事が出来ないiPadですが、「通常価格で転売すれば儲かる」なんてよからぬ事を考える人もいますがしないほうが賢明なはんだんでしょう。
Appleの購入時の約款に転売についての禁止事項が有ります。
”4.転売の禁止
割引でご購入頂いた製品は、購入年月日より一年間は利益を上乗せして転売できません。”



見つからなければいいなんて考えちゃダメ!
iPad 学割に証明は必要?


iPadを学割で購入する時に学生証や教員の証明等、身分を証明するものが必要です。
身分証明書を確認されるタイミングが有ります。
- Apple storeで購入時・商品受け取り時
- 配送依頼した商品の受け取り時
毎回必ず確認されるわけでは無いですが、抜き打ち的に確認されることが有ります。
AppleStoreで購入する時やネット経由で購入し、受け取りに行くときは学生証や学校関係者であることを証明できるものを持って行っておいた方が良いでしょう。
自宅への配送の時も急に確認させて欲しいと言われることが有るかも知れません。
大手家電量販店やヨドバシで学割は効くのか?
学割は大手家電量販店、ヨドバシ等で利用することは学割を利用する事は出来ません。
残念ながら、AppleStore 若しくは AppleStore オンラインショップでの購入に限ったサービスです。
ヨドバシなどAppleStore が店舗に入っている所でも利用することは出来ます。ただ、単に店舗でiPadを取り扱っているだけのお店では学割を利用する事は出来ません。
学割に高校生と中学生に違いはあるのか?
学割に高校生や中学生に違いはあるのでしょうか?
残念ながら中学生は学割を利用する事は出来ません。高校生も条件から見ると3年生で就職をする人達ではなく、大学や専門学校、予備校など各種学校へ進学する事を前提として学割の利用が出来ます。高校1年生・2年生は学割を利用して購入する事は出来ません。
Apple(iPad含む)学割不正を働くとどうなるか?


本来、学割の適用者ではない人が利用したらどうなるか?家族だから、友人だからと自身の学生証を利用して学割で購入しようなどという安易な考えも後で後悔する事になるかも知れません。
学割不正を働いた本人だけでなく、全く見も知らない他人にも影響を及ぼす事になるそうです
実質的な罰則として学割不正を働いた人は正規料金の3倍のを支払う事も有るそうです。
参照 Yahoo知恵袋
また自分自身だけではなく、同じ大学や高校・団体等に所属する人も購入することが出来なくなり、他の学割を利用できる人にも影響が及びます。
甘い考えで行動に移すととんでもない事になります。サイトによっては問題ないと書いている所もあるようですが、犯罪になる可能性が有るのでやめた方が良いです。見つからなければいいというのは間違っています。



決まりを守って楽しく使おう!
Appleの学割キャンペーンは毎年やっている?


学割は通年を通して年に1度3月頃に学生・教職員を対象にした「新学期を始めようキャンペーン」を行っています。
1年に1度、最も安くiPadが買えるチャンスです!例年から予測を立てると、2月初旬から4月中旬位までの間でしょう。
キャンペーンはiPadの全機種で利用できるわけでは無いようです。
- iPad Pro 11/12.9 購入時に12,000円分ギフトカード還元
- Apple Care+が20%
ただ気を付けて頂きたいのは、新機種発売時は対象外になる可能性が高いです。iPad Airが対象になった事も有りますが2022年度は新モデル発売直後だった為、対象から外れています。楽しみに発表を待ちたいと思います。
Appleの初売りか学割はどっちが安くてお得に購入できる?


対象者限定になりますが、結論から言うと年に一回の「新学期を始めようキャンペーン」が一番安く買えるチャンスです。
学割対象外の方は初売りがiPadを手に入れる絶好の機会です。ただとても残念な事に今年の初売りは終わってしまいました。今年の開催は1月2日・3日の二日間でした。
ただ、噂でしかありませんが、今年の初売りは余り評判が良くなかったようです。昨今のご時世で天下のApple社もなかなか大盤振る舞いできなくなってきているのでしょうか。
なので今年、買いそびれた方は来年に期待です!
iPad故障した時はどうすればいい?


iPadが故障した場合はApple Storeへ持っていくかApple社へ郵送するかサポートのアドバイザーへ連絡して対応の確認をするのが今までの一般的でした。
でも最近、もう一つ方法が加わりました。C smart(Apple専門店)です。
C smartとは?


C smartとは?Apple Premium Reseller(アップルプレミアムリセラー)というAppleから認定を受けた企業が運営する「正規販売店」です海外ではApple製品を買う場所として一般的株式会社コスモネットが運営しています。
C smartは修理だけでなくApple社製品の販売もしています。
Apple製品をすでにお持ちの方はこちらを利用してみてはいかがでしょう?隣に有るApple製品を時間が有れば覗いてみるのもいいかもしれません。そして、iPadの学割はしていませんが、過去にMac製品の学割や割引キャンペーンをしている情報もありましたので、要チェックです。
因みに私も一度利用したことが有ります。C smartの従業員さんは社員教育がきちんとなされていて、感じの良い方ばかりでした。修理の内容によっては日数がかかる事も有るかも知れませんが、Apple Storeは店舗数が限られています。
まだまだ店舗数は少ないですが、これからどんどん増えていくだろうと思います。
C smartの店舗はこちらからご確認ください。



アフターフォローもますます充実してるね!
まとめ


ここまでiPad学割について調べてきました。普段中々値下げをすることの無いiPadが、学生や学校関係者をこれ程優遇している事に驚きました。
Apple社がどれ程教育に力を入れているかが分かる制度でもありました。
まとめると下記のとおりです。
- 学割の対象者は学生に限りらずPTAや学校関係者等幅広く対象
- 小中高校生は利用不可(高校生は一部可能)
- 割引の金額は機種によってさまざま
- 付属のアクセサリーも割引対象
- 1年間に購入できる数が決まっている iPad 2個/アクセサリー 2個
- 回数は決まっているが分割も可能
- 購入日より1年以内の利益を目的とした転売は不可
- 要身分証明書
- 学割対象者でない人が利用した場合、購入金額の3倍を支払った上に同じ学校・機関等に所属している人も購入不可になる(犯罪行為にあたる可能性がある)
- 2月初旬から4月中旬に開催される「新学期を始めようキャンペーン」が一番お買い得
- 修理はApple Store、C smartへ持ち込み・Appleへ配送・カスタマーセンターへ相談
iPadは機種によりますが、高額な物なので中々手が出にくいですよね。
でも、学生さんや学校関係者の為に特別に用意された学割制度「Apple Store for Education」を利用しないのはもったいないですよね!
この制度をぜひ利用してお得にiPadを手に入れましょう。
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