突然あなたの身近な人が「一日一食生活はじめます!」・・・・・なんて宣言したらあなたはどんな事を思いますか?
「あの人、無謀なダイエットでもはじめるのかしら・・?」
「そんな、無茶苦茶な・・・悪いことは言わない、やめときな?」
・・・と、思わず前のめりで相手を説得しにかかるかもしれませんね。
しかし、無謀なライフスタイルと感じるこの「1日1食」を実践している有名人・・・実は結構いらっしゃるんですよ!
本記事ではこの「一日一食」を実践している芸能人は誰か、またメリットやデメリット、本当に体に危険ではないのかなど、実際に挑戦した筆者の見解も含めて、気になるあなたの疑問にお答えしていきたいと思います!

・過酷なダイエットなんて嫌!・・・だけど痩せたい!
・もっとモーニングタイムをゆったり過ごしたい!!
そんなあなた!本記事・・・・必見ですよ!?
この記事を読んで分かる事
- 一日一食を実践している芸能人は誰?
- 一日一食で生きていけるの?栄養不足とかにならないのかな?
- 一日一食のメリットとデメリットって何かな?
- ダイエットには向いているのかな?
- 実際、体験してみて効果はあったのか?
一日一食「実践している芸能人一覧」


リサーチしたところ、芸能界で「1日1食」を実践している人はかなりいます。
しかも、意外な事に実践している方々は、俳優、司会者、映画監督、歌手など・・・様々な分野で大活躍している方々でした。
男性部門


一日一食 男性芸能人
- ビートたけし
- タモリ
- 水木豊
- 福山雅治
- GACKT
- 齊藤工
- 藤原竜也 など
女性部門


一日一食 女性芸能人
- 黒柳徹子
- タレガノ明美
- ピンクレディー未唯
- 大下容子(アナウンサー)
- 梨花(モデル)
- 水原碧衣 など
体が資本と言っても過言ではない彼らが一日一食を実践していると言う事は・・・一般人の私達でも十分に実践可能で効果が期待できるんじゃないかと期待大ですよね!



めっちゃ健康に良さそうやないかぁ!!!!
一日一食実践編「みんなどうやっているの?」


ビートたけし:夕食は食べたいものを食べるけど小食


タモリ:一日米は3口しか食べない


1日に1食半くらいを食べており、ご飯も大体3口くらいしか食べません。「お腹いっぱい食べると気持ち悪いですよ。小食は良いと思います」と唯一食べられる一食すら小食を心掛けているようです。
- サラダかおひたしか野菜の小鉢
- 魚を煮たり焼いたり蒸したりしたもの
- 少量のご飯
- 味噌汁
画像出典元:Girls Channel



”絶対に食べ過ぎないこと”を心掛けているんだって!
福山雅治 : キノコ類中心の粗食が基本


1年中ほぼ食事内容を変えていないようでキノコ類をたくさん食べているそうです。
お腹が空いたときは必ず納豆とか、納豆卵を食べるという、“1日1食”をベースにし、空腹になると納豆を食べるというスタイル。
画像出典元: Instagram



以前はホタテの貝柱とかをタンパク質にしていたんだけど、それだけだと(頭が)ボーッとしてきてやめたんだって!
GACKT : 米も食べない、まるで修行僧


専属シェフが調理して、栄養管理を徹底しているようです。夕食は野菜中心で、炭水化物は極力摂らないようにしているのだそう・・・なぜなら野菜・肉などに含まれている炭水化物で、その日の炭水化物は十分に足りているからです。
- お米は食べない
- ラーメンは年に1回誕生日だけ
- 炭水化物は基本とらない
画像出典元:Pinterest
齊藤工:役作りからそのまま1日1食生活


役作りの為に「1日1食」を実施したところ、自分の体に合っていると気づき、続けているのだそうです。味噌やぬか漬け、ヨーグルトなどの発酵食品も自ら作るようになり、現場に手作り弁当を持参しています。
ピンクレディー未唯:仕事が終わってから体に良いものを食べている


未唯さんは一日一食歴がなんと40年!毎朝水素水やデカフェのコーヒーを飲み空腹時にはアーモンドをつまむそうです。
食事は仕事後に1食、食べる物は美肌を意識してコラーゲンにこだわっているそう。
画像出典元: Instagram
大下容子:食べる順番を意識してバランス良く食べる


50歳を機に1日1食にしたそうです。
夕食だけ食べる生活で、食べる品目は、野菜やたんぱく質、肉や魚、最後にパンやご飯、麺、食後に甘いもの
「食べたいものを食べている」ようですが、胃が長い間空っぽ状態で食べるので、食べる順番には気をつけているそうです。
画像出典元:Girls Channel



アスリートでは内村航平さん以外に実践している人はいなかったよ。大量にエネルギーを消費するアスリートには不向きなのかな!
専門家が指摘!「一日三食は”栄養過多”」


そもそも、現代人は栄養過多であり、食べ過ぎであると多くの専門家が指摘しています。
「1日3食をやめなさい!」の著者、医師の内海聡さんは1日3食は明らかに食べ過ぎで、それが原因で逆に病気を招くと警告しています。
さらに内海先生によると、現代人は”1日3食を食べないと生きていけないというような教育を受け続けており、それが常識となってしまった”と説明している。
普通に食べてもカロリーオーバー。これがいまの日本の現実です。(略)
カロリー的には『食べ過ぎ』でありながら、栄養が足りていないのです。現代では、日本を含む先進国の人こそ『重大な栄養失調』にかかっているとさえ考えられます。これを隠れ栄養失調と呼びます。
「1日3食をやめなさい!」より 著書-内海聡
深刻な事はカロリーオーバーなのに、常に栄養不足であるということ。たくさん食べているにも関わらず、体は”栄養が足りない”と感じてしまうからより一層たくさん食べてしまおうとする・・・
その悪循環が多くの現代人の深刻な問題なのかもしれません。
現代では当たり前のように常温で売られているタマゴサンドやコロッケパン、日持ちしすぎるお菓子やカット野菜、腐らないお弁当など・・・
たくさんの食品添加物や保存料も、食事の回数が増えるほどたくさん取るリスクが増えますから、よりデトックスが必要なのかもしれません。



食べる機会を減らす・・つまり”断食=ファスティング”ってことだね!
一日一食「メリットとデメリット」


空腹が人を健康にする?
それとも不健康にしてしまう?
ここでは、一日一食のメリットデメリットについてまとめていこうと思います!
メリット
①体重が減る
一日3回食事していたのを1回に減らすのですから、体重が減るのは当たり前ですよね!ただ軽くなるだけでなく、体感でも軽く感じられるのでフットワークも軽くなるという様に感じることが出来ます。
またファスティングを続けたからといってずっと体重が減り続けるわけではなく、ある程度の体重まで下がるとそこから安定するといった傾向があるようです。



メタボ脱出できる予感!
②良質な睡眠をとる事で頭が冴える
消化するものが胃に残っている状態で眠ると、睡眠中も食べ物を消化するために内臓が常に働いているので、眠っているのに疲れが取れないのです。食べ物が内臓に入っている時間を減らせば胃腸を休めることができる、すなわち良質な睡眠を取れるというわけです。



良質な睡眠をとるって事は、要するに睡眠する前には消化しなくてはならないものの摂取は控えた方が良いんだね!
③体内の免疫力が上がる
2014年、南カリフォルニア大学(USC)のヴァルター・ロンゴ教授の研究チームは、
「断食を3日間行えば古い免疫細胞が一掃され、新たな細胞が産生され始める」と研究結果を発表しました
免疫細胞が再生されることによって心血管の状態が良くなり、持久力が向上するほか、血圧の低下や炎症の改善といった効果があるとのこと。残念ながら継続的に行わなくてはならないと効果はありませんが、意外な利点がある事が証明されました。
④若返りの効果がある
若返り健康法として1日1食を提唱している南雲医師によると、1日1食にして軽い飢餓状態を作ることで、若返り遺伝子(サーチュイン遺伝子)を活性化する働きがあるということが分かっています。



食事をとらなくなることで、その時間も有効活用できるし、食事の費用も掛からなくなって節約効果も期待できそうだよね?!
デメリット
①1回の食事で一日の必須栄養を全て摂取出来ない


上記の表は厚生労働省がまとめた「日本人の食事摂取基準(2020年版)」から抜粋した資料です。
例えば・・・・
たんぱく質は成人男性一日あたりの摂取目安は65g。鶏モモ肉に換算すると3.5人前(1人前100g)
ビタミンB1は成人男性一日あたり摂取目安は1.4mg。枝豆を小皿に約8盛り(1盛り65g)
この他にも摂取しなくてはならない栄養素はたくさんあるのでこれを一度に食べろなんて、無理な話ですね。



こんなに一度に食べたら、逆にお腹壊しそうだぜぃ・・・
②一日3食の生活スタイルには戻せなくなる
メリットでも述べましたが、この生活スタイルは継続してこそ意味があるので、途中で辞めてしまえば元通りに戻ってしまうか、またはそれまで溜まったストレスが爆発して暴飲暴食を続けてしまったり、生活リズムが乱れると、最悪の場合は始める前より悪くなってしまう可能性もあります。
③食べ方によっては胃腸に負担がかかる
1回しか食事ができないからと、食事量が多くなったり、食べたいものばかり食べてしまい、逆に胃腸に負担をかけてしまう可能性があります。
「今しっかり食べておかないとだから、大盛りにしよう」「ご褒美に食べたいハンバーガーとポテトを!」という気持ちには要注意!また、食べる順番についても大事になってきます。



胃腸に負担が掛からない順から食べていくって事やな!
④周囲に心配される
当然といえば当然ですが・・・みんなが食べている時に食べないのですから周りからは心配されるでしょう。実践するならば、極力一人で食べる事が多い時間帯を選んで実践するのが良いでしょう。



オラもやっぱり心配してしまいそうやなぁ・・・
【実体験あり】一日一食って結局危険?


巷で囁かれている1日1食が危険といわれている理由をネット検索したところ
1日1食が危険と言われている理由(ネット検索結果)
- 精神的に辛くなり、挫折してしまう
- 結局続かず逆に太ってしまった
- 筋力が落ちて疲れやすくなった
- 食事の間隔が空くので、食事を取った時に急激に血糖値が上昇し糖尿病リスクが高まる
- 鉄分不足で貧血になる
- タンパク質不足が抜け毛の原因になる
- 食事の量が少なすぎて便秘気味になる など
では、実際に1日1食を続けた筆者(以下、わたし)が、実際に身体に起こった変化を公開していきたいと思います!
わたしのライフスタイル
- 朝は旦那の弁当と子供の朝食作りのため朝05:00には起床
- 朝07:30出社~夜18:00頃帰宅、電車通勤
- 部署は経理部門の経理財務事務職
- 帰宅後、子供達の習い事お迎えし、食事
- 夜は翌日のお弁当と夕食の仕込み
【実感】一日一食の意外な効果
わたし自身が実感できた効果について、ご紹介していきましょう!
実感した効果&身体に起こった変化
- 健康診断でそれまで悪かった肝臓の数値、貧血の数値が正常値に戻った
- 便秘が解消された
- ショートスリープでも疲れが取れる
- 病気に罹らない、うつされない
- 時間の余裕が気持ちの余裕に繋がり、イライラしなくなった
- 冷え性が改善した
上記が大まかに実感した効果でした。特に大きかったのは、やはり自分が使える時間が増えた事で余裕ができ、精神的にリラックス出来る様になったことでした。



意外とさ、毎日「いついつまでにあれしなきゃ!これしなきゃ!」って時間に追われるのって、精神的にきついんよね
「一日一食」が続かなかったのは危険だったから?
実際やってみたら意外と自分のライフスタイルに馴染むかも・・・と思い、何の気なしに挑戦したわたしですが、やはり1か月でギブアップしてしまいました!それはなぜかというと危険だったのではなく、
ずばり!自分のライフスタイルに合わなかったからです!



正直、朝と日中は食べる時間なんて無いほど忙しかったんよねぇ~・・・
わたしの「1日1食」実践法
- 夜は何を食べても良いが、バランスよく栄養が取れるように具沢山味噌汁かスープを必ず食べる
- 夜20時までには食事を終わらせる(就寝2,3時間前)
- それ以外の時間にお腹が減った時はナッツ、ドライフルーツを食べる
- 飲み物はコーヒー or 炭酸水、お茶で砂糖が添加されたものは飲まない
- お酒は夜の食事の時のみ



正直、食べる時間があるなら他の事しなくちゃ~って感じで、余裕で一日一食だったなぁ
お昼の時間は食べる時間が惜しいほど忙しかったのですが、常に頭をフル回転して計算機にPCに叩きまくっていた結果・・・お腹がグ~~~っ・・・
お腹が空き過ぎた状態では気が散るので今度はナッツやドライフルーツをつまみながら仕事をするようになってしまい、逆に注意力散漫になってしまったのです!
時間が惜しくても、30分位おにぎりと味噌汁を食べてそれから仕事を再開した方がよっぽど捗りましたし、効率が良かったんですね!
前述した通り、人体にとって危険!悪影響!!ということではなく、出来れば続けたかったですね。
一日一食はこんな人にオススメ
だからと言って、皆さんがすべてわたしの様な方ではないのもまた事実!人によって向き不向きがありますよね。
ここでは、どんな方にオススメであるか・・・そのライフスタイルを探っていきたいと思います!
わたしが「一日一食」をオススメする人はこんな人
- 一日を通してあまり活動的でない方
- ダイエット目的ではない方(ダイエット目的だと成功した後が続かず、リバウンドの可能性大)
- 筋肉マッチョになりたいというよりは、病気予防やデトックスやアンチエイジングをしたい方
- 空腹を上手にやり過ごせる方、空腹が辛いと感じない方
- 継続して出来る方
なんでもそうですが、とにかく継続出来るかが成功の秘訣となることは間違いありませんね!
まとめ


本記事では、一日一食を実践している芸能人と一日一食のメリットやデメリット、本当に体に危険ではないのか等、検証してきました。
この記事のまとめ
- 一日一食を実践している芸能人は様々な分野で大活躍している
- 一日一食のメリット
- 体重が減る
- 良質な睡眠をとる事で頭が冴える
- 体内の免疫力が上がる
- 若返りの効果がある
- 一日一食のデメリット
- 1回の食事で一日の必須栄養を全て摂取出来ない
- 一日3食の生活スタイルには戻せなくなる
- 食べ方によっては胃腸に負担がかかる
- 周囲に心配される
- 一日一食は危険ではないが、ライフスタイルによって向き不向きがある
基本的によっぽど食べるものが偏らない限り、一食でも心配ないという事が分りましたね。
本記事を読んで挑戦しようと決意した皆さんが、一日一食でも健康でハッピーな生活を送れますように!
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