数々のヒット曲を生み出し、幅広い年齢層に人気のケツメイシ。カラオケでもよく歌われる男性グループのひとつです。
「涙」「夏の思い出」など数多くの名曲の中でも、2005年にリリースされた「さくら」はノンタイアップにも関わらず初週で21万枚を記録し、ケツメイシの最大ヒットシングル曲となりました。
プロモーションビデオ(以下PV)の脚本や演出の素晴らしさもさることながら、やはり一番印象に残るのはヒロインである鈴木えみさんの存在感です。本記事では、『さくら』のプロモーションビデオに出演して話題になった女優の鈴木えみさんに迫ります!
『さくら』PVの女優は鈴木えみ
名前 | 鈴木えみ |
生年月日 | 1985年9月13日 |
出身 | 中国 上海 (中学入学と同時に来日し京都で暮らす) |
愛称 | えみちぃ |
鈴木えみさんは中国人だったよ!
中国名は「呉子良」
現在は帰化して日本国籍を取得してるよ!
鈴木えみさんについてもっと知りたい方はこちら!
『さくら』のPVには、女優の鈴木えみさんと俳優の萩原聖人さんが出演しています。監督は「おっさんずラブ」の演出を担当したYuki Saitoさん。脚本は朝ドラ「ひよっこ」「ちゅらさん」などの名ドラマを担当した岡田惠和さんです。
PVのストーリーについて少しご紹介致します!
主人公である萩原聖人さんが道端で鈴木えみさんとぶつかり、偶然同じ本を持っていたことから二人は意気投合し、交際が始まります。映画監督の夢を追いかける萩原聖人さんを健気に応援する鈴木えみさんですが、挫折してしまい自暴自棄になってしまう萩原聖人さん。鈴木えみさんの回想で、同じ本を持っていたのは偶然ではなく、2人の出会いよりも前から鈴木えみさんが本屋さんで一方的に萩原聖人さんに思いを寄せていたため偶然を装って近づいたことが分かります。しかし2人の関係は戻ることはなく、さくらを見るたびにお互いを思い出す、という切ないストーリーです。
実はケツメイシのメンバーもチョイ役で出演してるよ!分かるかな?
ケツメイシ「さくら」のPV、確かに「当時は全く気にならなかった」んだけど、映画監督志望の萩原聖人がキレた後の部屋の半壊具合、ちょっとキレた男が荒れたどころの壊れ方じゃないんだよな(笑)#kikikaikai pic.twitter.com/RvGptiLMuD
— グラビトン・ボルト(侵略者) (@adnojifhinfo) July 20, 2022
ケツメイシのさくらのPVで、萩原聖人が自分の才能に絶望して、慰めてくれた彼女の鈴木えみに同情すんなよおおて感じで暴れて飛び出すの。めっちゃめちゃの部屋に呆然と立ち尽くす鈴木。帰って来ない萩原。帰って来た時には綺麗に片付いててでも二人の関係は修復不可能な事を察して無言で立ち去る鈴木
— ぺここ (@Fesshan) October 14, 2012
令和版のケツメイシ『さくら』(2021年ver.)
2021年にメジャーデビュー20周年を迎えたケツメイシ。20周年を記念したベストアルバム『ケツノパラダイス』を制作するにあたって、代表作『さくら』を今一度世に広めたいというスタッフの思いから“令和版”『さくら』PVの制作が実現しました。
令和版では、久間田琳加さんと伊藤あさひさんが出演し、新たなストーリーが描かれています。
りんくまスタッフです!
— 久間田琳加 オフィシャル (@lespros_rinka) February 16, 2021
本日解禁になりました、ケツメイシさんの「さくら」のMVに久間田琳加が出演しています🌸
令和版の完全オリジナルストーリーのとっても素敵なMVになっていますので、ぜひご覧ください💁♀️https://t.co/wOmFNlemXS#りんくま #久間田琳加 #伊藤あさひ #ケツメイシ #さくら pic.twitter.com/H6tg50CdVH
ヒロインの夢が【Kポップアイドル】なあたりが
まさしく令和って感じだね!
オリジナルの『さくら』のテーマが「別れ」であれば、令和版『さくら』のテーマは「再会」になります。同じく「夢を追いかける」という共通の軸はあるものの全く別物のストーリーに仕上がっています。また、昔には無かった「LINE」「Kポップ」なども登場しており、時代背景が違うことは映像を見ればすぐにわかります。
同じ楽曲でありながら、PVのみを一新することでまた違ったストーリーの『さくら』を味わえるという斬新な企画でした。
PV『さくら』鈴木えみ当時の年齢
鈴木えみさんが『さくら』PVに出演していた当時、19歳頃でした。すでにファッション雑記『seventeen』『PINKY』で表紙を飾り、カリスマモデルとして活躍していたものの、女優としてはまだ駆け出し。『さくら』がリリースされたのが2005年ですが、「PVのあの可愛い女の子は誰?」と話題になるくらい、まだ知名度はありませんでした。
2004年『ウォーターボーイズ2』(フジテレビ) ヒロインの親友である北川梢役
2006年『ギャルサー』(日本テレビ) レミ役
全然雰囲気が違うけど
両方かわいい…!
鈴木えみはかわいいと絶賛
『さくら』PVが公開されると「あのかわいい女優さんは誰?」「鈴木えみがかわいい」と話題になりました。音楽番組でも長い間ランクインしていたため、PVの多くのシーンが流れていました。ケツメイシのPVといえば『さくら』をイメージする方が多いのではないでしょうか。
PVの鈴木えみさんが絶賛される理由は、脚本や役柄の影響も大きいと思われます。「夢を追いかけるも挫折してしまう主人公」と「そんな彼を応援する彼女」というありがちな設定ではあるものの、鈴木えみさんの健気な立ち振る舞いがとにかくかわいいのでつい何度も観てしまいます。切ない表情や演技にも注目です。
ケツメイシのさくらのpvの鈴木えみが可愛すぎて2005年から今もずっと聴いている。可愛すぎる
— 茅ヶ崎ゆかり(金曜日西あ-22b) (@chigasaki_y) September 7, 2022
さくらPVに出て来る全盛期の鈴木えみ
— 成り上がる人 (@bknbniki) September 6, 2022
あれは美しすぎるよな
女神様と言っても過言じゃ無いレベル
『さくら』鈴木えみのメイク
『さくら』PVでの鈴木えみさんのメイクは、すっぴんに近いようなナチュラルメイクでした。当時すでにファッション雑誌で活躍されていましたが、2000年前半は目元を強調した囲み目のアイメイクがトレンドです。
懐かしすぎてさ、
— やな (@yncr_7) June 28, 2019
ギャルサー観てるんやけど
このときの鈴木えみ可愛すぎ
囲みメイク……!!!!! pic.twitter.com/mjeUL3ZZjT
モデルとしての華やかな鈴木えみさんとは打って変わって、『さくら』PVでは鈴木えみさんの圧倒的な透明感と儚さが際立っていました。切ないストーリーも相まって、鈴木えみさんの悲しい表情や風になびくサラサラのストレートヘアーと、全てにおいて完成された美しさでした。
どのシーンを切り取っても
美しい!
北川景子と似ていると話題に
鈴木えみさんと北川景子さんは、今でこそ全然雰囲気の違うお2人ですが、『さくら』リリース当時は「見分けがつかないくらい似ている」との声もありました。年齢は鈴木えみさんの方が一歳年上になりますが、お2人ともモデル出身であることや、まだ知名度が低かったこともあり、間違われることが多かったようです。
北川景子さんのこの頃の作品は、2004年の『美少女戦士セーラームーン』(CBCテレビ)にて火野レイ役、2007年には『モップガール』(朝日テレビ)にて連続ドラマ初主演を果たしました。
2人で雑誌の表紙も飾ってるんだね!
確かに似てる~
長男坊が、ケツメイシのさくらって知ってる?良い歌よなあって言って来てめっちゃ笑ったw
— どしろー@麒麟組 (@doshiro_) April 5, 2021
俺が14.5歳くらいの頃の歌やのに、良く知ってるな😇
PVの女性が鈴木えみじゃなくて、北川景子って思ってた人は、俺だけじゃないはず←
綺麗なさくら見たいな〜🌸
お花見したい🌸
ケツメイシ『さくら』あるある。MVの鈴木えみを北川景子と勘違いしがち。
— クボタ (@jack_da_pot) March 29, 2018
まとめ
みなさんいかがでしたか?ケツメイシの代表作である『さくら』の楽曲としての素晴らしさは言わずもがなですが、曲の世界観を完璧に表現するPVの功績は大きいでしょう。特に女優鈴木えみさんの圧倒的な存在感は、リスナーにとても強い印象を残しました。まさに楽曲とPVが最高にマッチングした作品と言えます。改めて令和版と見比べてみてはどうでしょうか?
最後に本記事をおさらいしましょう。
- ケツメイシ【さくら】PVに出演の女優は鈴木えみ
- 2021年には令和版【さくら】の新たなPVが制作されストーリーも一新
- 【さくら】PVの鈴木えみはかわいいと絶賛され話題になった
- 【さくら】PVの鈴木えみはナチュラルメイクで北川景子に似ている
最後まで読んで下さりありがとうございます。
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